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キューエンタテインメント株式会社は、プレイステーション 3/Windows用MMORPG「エンジェル戦記」の大型アップデート「オリアの聖樹」を4月7日に実施する。2010年8月に実装された「巨神の塔」に続く、第4弾の大型アップデートとなる。
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今回のアップデートでは、レベルキャップが120まで開放され、新エリア「オリア」と、それに伴なうストーリーとクエストが追加される。さらに今回は新要素として、PvPシステム「レジェンドエクストリームデュエル」(LED)と、ギルドで挑戦する「シタデルガーディアン」も追加される。これらのコンテンツの追加によって、これまでとはまた違った遊び方が生まれるようだ。
このアップデートについて、「エンジェル戦記」プロデューサーの君塚靖征氏と、同ディレクターの中村友洋氏にお話を伺えたので、その詳細を紹介していきたい。
■ 「街道マップ」にはNPCも登場
新エリア「オリア」は、オリンポスの力も届かない場所にあるという設定。新NPC「ヘルメス」を案内役として、「聖樹レイハルト」と「生命の泉ユニニ」にまつわる事件と謎を解いていくストーリーになる。街のマップとなる「エメラルド平原」を中心に、レベル50から70までの中級者から、レベル100以上の上級者まで楽しめる14マップが追加される。
新エリアで特徴的なのは、これまでフィールド間を繋ぐ役割しかなかった「街道マップ」にNPCが登場し、街マップのような機能が増えたことだ。ペット訓練所もある「地底集落」と「盗賊のアジト」では、同一のMMOフィールドにNPCとモンスターが登場する。
クエストは、メインストーリーを含めて60個が追加される。また、40種類のアクティブスキルや、レベル105から110までの武器と防具、モンスター約150体が追加される。さらに49個のトロフィーが追加されるとともに、「ルアンブラ」にNPC「トロフィー鑑定家」が登場する。「トロフィー鑑定家」に特定の条件を満たした状態で話しかけると、新たなトロフィーに加え、アイテムがもらえる。
■ レベル差関係なしに楽しめる新PvP「LED」
君塚氏が「今回のメイン」として話したのが、新たなシステムとして実装される「LED」と「シタデルガーディアン」だ。まずは「LED」から紹介したい。
「LED」は2チームに分かれて戦うPvP。両チームが陣地を攻め合い、相手本陣の破壊か、2時間経過で決着となる。操作するキャラクターはプレーヤーキャラクターではなく、11種類用意されているオリンポスの神々などの「英雄キャラクター」の中から選ぶ。対戦人数は「1対1(練習モード)」と「5対5」の2種類が選択できる。「1対1」では経験値や報酬は得られないので、メインは「5対5」のチーム戦だ。「LED」は、NPC「マスターLED」に話しかければ、誰でも参加できる。
ゲームスタート時点では、選択した「英雄キャラクター」のレベルは1で、アイテムやスキルは全てなしという状態になっている。プレーヤーはゲームの進行中にキャラクターを成長させていく。成長要素の1つは、お金による装備やアイテムの購入。お金は時間の経過に合わせて勝手に増えていくほか、敵を倒すと貯まる。自陣に装備とアイテムの販売をするNPCが配置されているが、先に弱い装備を手に入れて戦うか、お金を貯めてから強い装備を手に入れるかというタイミングが重要になる。
もう1つは、キャラクターのレベルアップ。敵を倒して得られる経験値でレベルアップして成長するとともに、レベルアップポイントを得て新たなスキルを獲得できる。同じキャラクターでも、どのスキルをどの順番で獲得していくかで戦い方も変わるので、作戦を練っておく必要がある。
キャラクターの成長要素の他にも、戦略的な要素がある。フィールドには、相手の陣地に一直線に向かい、自動的に敵と戦ってくれる「援軍NPC」が登場する。援軍NPCは、最初から設置されている「兵営」から一定間隔で現われるほか、敵を倒すことで得られるKP(K.Oポイント)とお金を使用して任意に呼び出せる。序盤はプレーヤーよりも強いので、心強い味方となる。設置物は他に、近くの敵を自動で攻撃する「砲台」もある。これらは最初から何カ所かに配置されていて、破壊すればその機能は失われる。ただし本陣さえ破壊すれば勝てるので、どれを破壊してどれを無視するのかといったことも、「LED」では戦略上必要な要素になる。
元のプレーヤーキャラクターのステータスによって若干の影響はあるそうだが、ほぼレベルに関係なく楽しめる。「エンジェル戦記」に別のゲームがひとつ入ったという印象だ。
■ ギルドで戦う防衛戦「シタデルガーディアン」
もうひとつの目玉が、専用マップ「蔦の城郭」で挑戦できる「シタデルガーディアン」だ。NPC「城郭の軍需官」にアイテム「蔦の城郭お守り」を渡すと参加できるようになる。こちらはギルド専用のインスタンスダンジョンになっていて、同じギルドのプレーヤーであれば、何人でも参加が可能だ(「蔦の城郭お守り」は参加プレーヤーごとに必要となる)。
「シタデルガーディアン」の目的は、マップ「蔦の城郭」にある自陣拠点を防衛し、迫ってくるモンスターを倒すこと。画面上部には「01-01」といったようにステージとラウンド数が表示されており、モンスターを倒していくとラウンドが進み、そのステージの最後には、ボスモンスターが登場。倒すと「02-01」と次のステージに進める。ステージは10まで。戦闘不能によるデスペナルティも発生せず、途中で防衛に失敗しても、同じステージの最初からやり直せる。定期メンテナンスでリセットされるまで攻略したステージ数は維持されるので、それまでは何度でも挑戦が可能だ。
「蔦の城郭」には、専用の防衛支援アイテムが用意されていて、戦闘開始前に準備ができる。拠点周辺にはアイテム「エネルギーの水晶」が採掘できる場所があり、近づいてきたモンスターを攻撃する「巨神ボウガン」や、「機甲」などにも交換できる。「蔦の城郭」のNPC「シャトー」に話しかければ戦闘を開始できるので、しっかり準備を整えてからモンスターを迎え撃つのもひとつの作戦になる。中村氏によれば、「ここのモンスターは、最初はレベル50程度から登場する。ただし体力は通常よりもかなり高くなっており、さらにだんだん強くなる」という。レベルの低いプレーヤーは、アイテムを使ったサポート的な役割を担当してほしいということだ。
ラウンドを進め、ボスモンスターを倒すと、しばらくその場に倒れている。そのボスモンスターをクリックすれば、経験値がもらえる。これはギルドのプレーヤーであれば誰でもクリックできるので、ギルドの中で強いプレーヤーがボスモンスターを倒し、レベルの低いプレーヤーがその報酬だけをもらうといったことも可能だ。またボスモンスターを倒して時点でマップにいるキャラクター全員が、レベルに応じて種類が変化する「バッジ」を入手できる。「バッジ」は、その種類と数に応じたアイテムと交換できる。特に、レベル10のボスモンスターを倒すと入手できる「ウラノスバッジ」は、500個集めると「最強の乗り物」と交換できるという。腕に自信のあるギルドは、ぜひ挑戦してほしい。
「シタデルガーディアン」の実装理由について君塚氏は、「これまでコミュニティプレイの部分が弱かった『エンジェル戦記』に、ギルドで遊べるシステムを用意したかった」と話した。
また、アップデート同日に、新ワールド「ウラノス」もオープンする。こちらでは新キャラクター作成によるおまけアイテムや、キャンペーンも準備しているという。新しいサーバーとなるので、ぜひ初心者にも楽しんでほしいということだ。
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【GAME Watch,安田俊亮】
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